HSPがトラウマをかかえやすい理由

トラウマ関係

はじめに

HSP気質の人は環境の影響を受けやすい体質ですが、精神疾患にもかかりやすいと言われていますね。

それは、HSPの人は脳の働き方に特徴があるからのようですよ。

さっきと同じ様に、材料と考えるとわかりやすいかもにょ。

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HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の脳の働き方の特徴

HSPの人の脳の働きかたの特徴について。

HSPの脳の働き方の特徴に
1.偏桃体の働きが活発
2.島皮質の働きが活発

といったものがあります。

偏桃体は、脳の感情に関わる内部器官のことで、受け取った刺激の「快/不快」の判断に関わります。
扁桃体が不快と判断したら、ストレスと感じます。

島皮質は、大脳の側頭葉にある領域で、自意識の形成、体内や体外から受け取った刺激の情報を感知するセンサーのような部分です。

島皮質、扁桃体、そして自律神経中枢の視床下部が一体の回路となっており、
島皮質で受け取った刺激の信号は偏桃体へ送られ、視床下部へと伝わっていきます。

もし、不快な刺激だと、扁桃体は「不快」な信号を視床下部に送ることになるのですが、
HSPのような島皮質と偏桃体が活発な状態だと、非HSPの数倍の不快な刺激として感じ取るため
視床下部へ送られる信号も大きくなり、自律神経も大きく反応します。

この自律神経の乱れの大きさがトラウマとなっていくのです。

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)の特徴 

HSPの特徴。ひとことでいうと「柔軟」ですね。

HSPの気質を持つ人は、刺激に敏感なため環境の影響を受けやすいので、環境によっても左右されてしまいがちですが、環境だけでなく人の感情や表情に機敏となり、人の顔色を窺いがちになってしまいます。
人の意見に左右されやすく、自分を抑えてついつい相手の意見に同調してしまう特徴を、
過剰同調性」といいます。
また、神経可塑性(神経回路が置き換わりやすい)が高いともいわれています。

アスペルガーの積極奇異型は頑固で融通が利かないといった特徴がありますが、HSP気質は水のように柔軟に対応できる気質とも言い換えられます。

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)は柔らかい特性

HSPはソフトなイメージのように、柔らかい材質に例えてプレッシャーがかかったときの特徴を考えてみました。

金属や木材にはそれぞれ硬い材質、柔らかい材質があります。
人も同じように、人のいうことを聞かない頑固なタイプと素直に聞く柔軟なタイプがありますが、
先ほども述べたように、HSPとは柔軟なタイプに当てはまるでしょう。

硬い材質を非HSP,柔らかい材質をHSPにみたてて、プレッシャーを加えていくと、同じプレッシャーでも柔らかい材質のほうがよく変形します。
変形すると、内部応力(ストレス)が蓄積されていきます。
一方、硬い材質のほうは、変形はしないものの、角部など形状が変化しているところに局所的にストレスが蓄積されています。

そのため、負荷がさらに大きく加わると、根本から破壊されていくことになります。

これは、どういうことを意味するのかというと、
プライドの高い頑固な人は、自殺しやすいと言われているように、
ある日突然前触れもなく亡くなることが多いです。

一方、HSPのような柔軟なタイプは
柔よく剛を制す
と言われるように、結構弱そうにみえても実はしぶとい人が多いです。

うつ病などのトラウマも防衛反応の一種なので、
精神的には強いと思います。

体調も回復すると、より精神的に成長を遂げるPTGがHSPタイプなのかもしれません。

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。