PTSÐもいろいろある!?「複雑性PTSD、PTG、薬物性PTSD(医原病)」について

トラウマ関係

はじめに

トラウマ(PTSD)は人生で一度限り背負うものではありません。
複雑に絡み合って人それぞれ違った形で症状が現れてきます。
今回は、PTSDの様々なタイプについて紹介します。

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大うつ病、不安障害になりやすいMBTIタイプ
  Janowsky,Hong & Morter,1998による研究報告
(%は大うつ病に対する比率)

複雑性PTSD

まずは、よく知られている「複雑性PTSD」について。

PTSD、解離性障害は、幼少期のころからそれぞれ単独で受ける確率はほとんどないでしょう。
PTSDと解離性障害が複雑に重なりあったものを「複雑性PTSD」といいます。

複雑性PTSDPTSD解離性障害解離性障害PTSD+・・

ここでは、PTSD、解離性障害と記載していますが、PTSDと解離性障害は連続性をもっているので、それぞれ解離性障害あるいはPTSDも何パーセントか含まれています。

別の表現にすると、

複雑性PTSD
PTSD60%解離性障害40%
PTSD30%解離性障害70%
PTSD40%解離性障害60%
PTSD80%解離性障害20%
+・・・
といった感じですね。

当然、1回よりも、何回も強いトラウマを受けた人のほうが心の傷が深くなります。
また、HSPのように生まれつき過敏な人は、
鈍感な人に比べると軽度なストレスでも感じやすくなるので、
トラウマを受けやすくなるものと思われます。

うつ病、強迫性障害などの精神疾患も、過去のトラウマの積み重ねで起こる複雑性PTSDの結果生じるものです。機能不全家庭で育ち、家庭内でも安心感が得られなかった状況の場合は慢性的にストレスを抱えていることになるので、そういった人などはうつ病になりやすい傾向にあります。

複雑性PTSDを受けると、交感神経と腹側迷走神経がそれぞれ高まり合った状態になります。
すなわち、解離障害を強く受けて無気力であっても、交感神経も高まっていて緊張しやすいといった両面の症状があらわれる感じです。
育成環境、体質、遺伝的要素、教育環境は人それぞれであるため、発症する症状も人それぞれといえます。

PTG(Post Traumatic Growth:心的外傷後成長)

トラウマは負の面ばかりではありません。辛い経験の克服は精神的にも成長させてくれるものです。

心が傷つくと、様々な心身の症状が出て、日常生活に支障をきたすPTSDはよく知られていますが、これとは逆に、 衝撃的な出来事の後で、むしろ成長することがあることを示すことをPTGといいます。
例えば、有名なのが「逆説的思考法」で知られるヴィクトール・エミール・フランクルのナチスドイツに監禁されていた時のエピソードがよく知られています。外傷後成長は、傷ついた人がただ元に戻るのではなく、災害や事件の前よりも、肯定的な変化、成長が見られるといったものです。
このような例は、よく向精神薬による辛い断薬、比較的克服可能な抑うつ、パニック障害を切り抜けた人にもよく見られます。
一方で薬物に頼り切ってしまった人は、非業な結末で終えてしまった人が多いことが調べてみると明らかです。向精神薬を飲んでいる間PTGになることはありません。

医原病(薬物性PTSD)

PTSDは辛い体験だけではないにょろ。向精神薬も実はうつ病やパニック障害を引き起こす原因にもなっているにょろよ。

薬によって健康が損なわれることを「医原病」といいます。
ストレスではないですが、精神科で処方される向精神薬も長期服用するとうつ病あるいは不安障害を増殖させる薬です。抗うつ薬は交感神経を高めてフラッシュバック、動悸、自傷行為を抗不安薬、睡眠薬は副交感神経を高めて解離、無気力、失感感情、うつ的症状を引き起こします。
人によってはパーソナイティー障害を引き起こすこともあるようです。
精神科に通い向精神薬を処方されることでその副作用によって医原病にかかっていることになります。健常者の人でも、双極性障害、統合失調症にまでされるケースもあるので気をつける必要があります。現在最も多いのが医原病、いいかえると薬物性PTSDともいえます。

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。