HSPの気質06~断るのが苦手なHSP。断り方のコツ~

HSP
The abstract man character have to make a choice between yes or no

HSPとは

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)とは、刺激を強く受け取り感受性が強い特性を持つ人のことです。環境や人の感情に左右されやすい特徴をもちます。

向精神薬、マインドフルネス、瞑想のはるか上をいくヒーリング力

悩み、ネガティブな気分を瞬時に無意識から変える
大うつ病克服経験から考案した
冥想・催眠技術を利用した自然治癒力発動型ヒーリング。
精神医療・心理療法を凌駕する大うつ病、パニック障害速攻解決技術

おすすめHSPタイプ(IPタイプ)

1位30% ISFP
2位15% ISFJ
3位15% INFP
大うつ病、不安障害になりやすいMBTIタイプ
  Janowsky,Hong & Morter,1998による研究報告
(%は大うつ病に対する比率)

HSPの人には「No!」と断るのが苦手な人が多い

「断るのが苦手」というHSPの方は多いのではないでしょうか?

今回はそんな断れない人・断るのが苦手な人についての内容です。

HSPの人には断るのが苦手と感じる人が多いようです。

そんな私も「No!」と断るのが苦手で、
社会人になってほいほい人の言う事を聞いて仕事をためていて
怒られた経験があるうちの一人です。

最初は、
「なんで断らないことで怒られなあかんのや!」
と不思議に感じていたものです。
恐らく、八方美人で自分がないように思われていたからかもしれません。
それと、仕事も中途半端で納期がおくれるなどデメリットも多くなるので、
できないことは断るほうがいいですね。

とはいっても、本当は
「断りたいのになぁ」
と思いつつ頼まれごとを受け入れたりすると、
罪悪感でちくちく胸がつきささり、これもストレスに。
HSPの人は、罪悪感をかかえやすいので、
依頼を引き受けても、引き受けなくてもストレスが溜まっていくばかりですね。

断れない性格になる原因とは?

断れない人というのは、どうしてそのような性格になっていったのでしょうか。

原因1:自己主張をさせてもらえないケース

一番大きいのが幼少期において、親や身近な人から一方的に意見を押し付けられ、
子供の気持ちを尊重しない家庭環境であった場合です。
自己主張をさせてもらえない環境であると成人してからも、
相手に拒絶の意思を伝えることが上手くできなくなってしまいます。

コントロールしようとする親
恐怖で押し付けようとする親
否定ばかりしてくる(ダブルバインド)
コミュニケーションが足りない家庭
といった環境で育つと自己主張することが難しくなります。

原因2: 自分と相手の境界線ができていない

HSPの人は、他人の感情に左右されやすい気質で、
自分と相手の境界線があいまいで「他人軸」になってしまうという点です。
さらに良心的であるので、断ると強い罪悪感におそわれ
「自分がおれたほうが気が楽」
と考えがちになるのではないでしょうか。

原因3: トラウマ的な経験

何かを断ったことでいじめなどの被害を受け、
それがトラウマ記憶となってしまった・・
というケースも考えられます。

断れないことのメリット・デメリットは?

「断れない」面でも、良い点、悪い点はあります。

なんでも断ってしまってもデメリットも。要は状況次第ですね。

メリット

相手を助ける

基本的に人の頼みを受け入れることで、相手を助ける結果に結びつきます。
その場合には、自分の断れない性格に感謝したり良かったと思えることもあります。

人に助けてもらえるかもしれない

仕事でも相手の依頼を拒否しているばかりだと、依頼をしたいときに拒否されることもあります。
人の依頼を聞いていると、相手から助けてもらえる機会が増える可能性があります。(人により)

自分の成長につながることもある

相手の頼み事、仕事を引き受けることで自分のスキルアップにもつながっていきます。

デメリット

自分の時間を過ごせなくなる

相手の頼みを聞きすぎてしまうと、仕事がどんどん増えていきます。
その結果、残業が増えストレスで健康を害することにも。

相手に利用されてしまうことがある

エナジーヴァンパイアのような悪意を持って人を利用しようとする人間だと、
摂取され続ける可能性もあるので注意が必要です。

相手の自立心の成長を阻んでしまう

断りたくても断れない状態でついついなんでも頼まれごとを受け入れすぎてしまうと、頼んできた人自身の自立心・成長心を阻んでしまうことがあります。

断れるようになるための方法は?

断れない人がうまく断れるようになるにはどのようにしたら良いのでしょうか。

小さなことから断っていく

人から頼み事を断ることが苦手な場合、
小さなことから断る練習をしていくといいでしょう。

例えば、
ティッシュやチラシ配り、
お店での無料サービス
などを断っていきましょう。

自己主張の練習を行っていく

はっきり「No」と断りにくい人の多くの人は、
自分のはっきりした考え方がなく、
自己主張が苦手な傾向がみられます。

自分の意見、考え方を鍛えていくには
ブログやSNSを利用するのも一つの手ですね。

条件づきの返答をする。

ストレートに
「できません」
ときっぱり断るのはなかなか勇気がいります。

そういった場合は「譲歩できる断り方」をするといいでしょう。
例えば、上司から忙しいときに仕事を依頼された場合
「今〇〇の依頼をされているので、××までの期日なら可能です。」
「私一人では無理なので、協力者をつけてもらえたら可能です。」
といった感じです。

白黒思考の強いHSPの方なので、
中間の「譲歩、できること」を付け加える断り方
をしていくとストレスも軽減できます。

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。