HSPの気質04・・HSPが優柔不断になりがちな理由と「決断力を高める」方法

HSP
Thinking asian woman.

向精神薬、マインドフルネス、瞑想のはるか上をいくヒーリング力

悩み、ネガティブな気分を瞬時に無意識から変える
大うつ病克服経験から考案した
冥想・催眠技術を利用した自然治癒力発動型ヒーリング。
精神医療・心理療法を凌駕する大うつ病、パニック障害速攻解決技術

おすすめHSPタイプ(IPタイプ)

1位30% ISFP
2位15% ISFJ
3位15% INFP
大うつ病、不安障害になりやすいMBTIタイプ
  Janowsky,Hong & Morter,1998による研究報告
(%は大うつ病に対する比率)

HSPとは

なぜHSPの人は決断が苦手なのかその心理

HSPの人にとって悩みの種の一つ「決断力」についての内容です。

HSPの人がなぜ決断しにくいかについての理由をあげてみました。

HSPが決断できない理由

1.刺激を受けやすく情報過多になりやすいから。
2.決断に不安を感じやすく、リスクを減らそうと考えるから。
3.最善の方法がもっとあるはずと探してしまうから。

1.刺激を受けやすく情報過多になりやすいから。

HSPの人の気質として、刺激を受けると情報過多になりやすく、
ついつい頭の中に取り入れる情報がいっぱいになってしまうことがあります。

色々な情報を取り入れていくと、
「こっちの考え方もあるな・・」
「この手法もいいな・・」
とついつい探索しがちになります。

今はインターネット検索で簡単に情報を取り入れることが可能になるので、
頭の中はやがてパンク状態に。
だんだんとグルグル思考になって、
検索に時間をかけて疲れてしまう場合もあります。

2. 決断に不安を感じやすく、リスクを減らそうと考えるから。

不安を感じやすいHSP気質タイプの人。
決断するときには
「決断が間違っていたらどうしようか・・」
と感じてしまうことです。
決断後は先のことを考えてしまうHSPさんのこともあり、
決断した後にも不安を抱えてしまいます。
自己肯定感も低いので、ついつい悪い結果ばかりが頭によぎって
落ち着かなくなることもあるかもしれません。
危機回避能力が高い反面、ストレスも感じやすいので、
少しでも明るい展望が開けることを考えておく癖もつけておくといいでしょう。

3.最善の方法がもっとあるはずと探してしまうから。

次に決断できない理由が
「もっといい方法はないかな・・」
と考えてしまうことです。

どのようなことにも複数の選択肢がありますが、
考えていくほど選択肢がいくつかみつかっていき
迷路に迷いこんだかのようになっていくことです。

「最初はこの方法でいこう」
と決断していたのに、ふとアイデアが浮かんできて
「この方法がもっといいからこっちにしよう」
と最初からやり直してしまうこともあるかもしれません。

そして、何度も何度も繰り返し時間がかかってしまう・・。

完璧主義な面があるので、
最終的にいいものができあがるのですが、
時間がかかりすぎて納期におくれる・・
なんてことがないよう注意も必要です。

決断力を高める方法

HSPの人が決断力を高める方法についてあげていきます。

決断力を高める方法

1.紙に書きだし問題を整理する。
2.消去法で選択
3.目的をはっきりさせる

1.紙に書きだして問題を整理する。

決断力を高める方法にまず最初にすることは、
紙に不安要素を書き出していくことです。

まず、何が問題になっているのかと、
その不安要素や理由を思いつくだけ書き出していき全体像をつかんでいきます。
そして、なぜ、自分は決断できないのかを冷静に分析し、問題点をみつけて考えていきます。

2.消去法で選択

次に書きだしたものから、消去法で選択枝を消していきます。
不安要素、悩みのレベルが低いもの、
問題が生じても、後で対策できるようなものはどんどん消していき
選択枝を減らしていきます。

普段から早く決断できる人は、
頭のなかで消去法を実施するクセがついていることもあります。

まずは選択肢を紙に書き出していくことで消去法に慣れていき、
その後は自然と頭の中でできるようになっていきます。

3.目的をはっきりさせる

まずは、目的意識を高めるために
「目的をはっきりさせる」
ことです。

「他人軸」で動いてしまうHSPの人は、
相手の意見でぶれてしまいがちです。

しかし、
「これは絶対やるんだ!」
という目的がはっきりしていれば、
ブレることもなくなってきます。

他の人の意見を尊重してきた人にとっては、
あとになってひどい目にあって後悔していくこともあるので注意が必要ですね。

HSPの人は思考能力は高いので、あとは他人の意見にながされないようになればすばらしい評価が得られると思います。

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。