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HSPと環境感受性の関係

HSP
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HSPとは

はじめに

HSPとは、本来 「環境感受性」が高い人を指すラベルのことです。
今回はこの環境感受性とHSPとの関係についての内容です。

「生きずらさ」「傷つきやすさ」「陽キャ、陰キャ」のラベルではないので誤解しないようにしないとです!

専門用語いっぱいでてくるにょろん。

HSP(Highly Sensitive Person)は感受性が高い人を表す言葉です。
ただ、受け取る刺激が強いという特性だけではなく、高度な感覚処理感受性「Sensory Processing Sensitivity 略してSPS」といわれる気質をもつ人を指します。
感受性の研究は過去から様々なアプローチでなされてきましたが、SPSは感覚機能による感受性指標の一つで遺伝的要因によるものとされています。
人の持つ感受性は育成環境にも左右されますが、近年は「環境感受性」といった概念で環境要因とSPSを含めて総合的に捉えていこうとする考え方もでてきています。

環境感受性の概要

まずは、「環境感受性」の簡単な説明です。

私達は、生まれた時から、家庭環境、学校生活、社会生活、自然環境、宗教といった様々な環境から影響を受け、生まれつき備えている遺伝的素質に加え、様々な環境によって個性が形成されていきます。

また、環境からの影響の受けやすさ(感受性)には、
1人1人個人差があります。
何人かの人が同じ環境に置かれたとしても、
ある人は環境刺激から非常に影響を受ける人もいれば、
影響を受けにくい人もいます。

例えば、最も観察しやすいのが「家庭環境」です。
幼少期、ほとんどの人は両親のいる家庭環境内で育ちます。
同じ血筋を持つ兄弟間を観察しても、
同じ環境下に置かれているのに刺激を受けやすい子供も入れば、
あまり影響を受けにくい子もいる様子が観察できます。

このような感受性の個人差を「環境感受性」といいます。
環境感受性は
ポジティブおよびネガティブな環境に対する処理や登録の個人差
として定義される概念です。

環境感受性とは

もっと深く環境感受性についてみていきましょう。

感受性の個人差に関する研究は、過去から研究がなされ以下のように多くの理論が提唱されてきました。
素因ストレスモデル」・・・ ネガティブ環境下におかれたときのストレス反応をみる 。
ヴァンテージ感受性理論」 ・・・ ポジティブ環境下のストレス反応をみる
差次感受性」・・・ 小さな差に気づける感受性
生物的感受性」 ・・・極端にネガティブかポジティブな環境で過ごした子供は、高い感受性を持つ
感覚処理感受性(SPS」・・・聴覚・視覚・触覚・嗅覚などの情報を強く深く処理する感受性

SPS」がHSP提唱者エレイン・アーロン氏と、夫アーサー・アーロン 氏 によって提唱された概念でHSPと深い関わりがあります。

こうした感受性の個人差について、研究者たちが複数の理論を提唱して研究を行ってきていましたが、近年になってマイケル・プルース博士が1つの包括的に統合し定義したものが「環境感受性」です。

環境感受性理論
=「素因ストレスモデル」+「ヴァンテージ感受性理論」+「差次感受性理論」+「生物感受性理論」+「感覚処理感受性(SPS)


「環境感受性」という概念は、ポジティブあるいはネガティブな環境に置かれた時、どのような反応を示すかについてまとめた複数の理論を一つに統合したものです。

図参考:Wikipediaより

感受性モデルについて

では、次に各感受性の理論モデルについてみていきましょう。

素因ストレスモデル ~ネガティブ的ストレス反応~

脆弱性ストレスモデルとも呼ばれる長い歴史をもつ精神疾患の発症を説明する標準的な理論です。 
素因ストレスモデルでは、発症しやすい素質と、その人の限界値 を超えるストレスが組み合わさった場合、人は精神疾患を発症するといった考え方を想定しています。

ヴァンテージ感受性理論 ~ポジティブ的ストレス反応~

ヴァンテージ感受性は2013年に提唱された理論で、ポジティブな環境、経験に対する反応の個人差を捉える理論です。この理論では一部の人がポジティブな経験から非常に強い恩恵を受ける一方で,そうでない人もいることが想定されています。
素因ストレスモデルでは、ネガティブなストレス反応を捉えるのに対し、こちらはポジティブなストレス反応を捉えるような理論です。

差次感受性理論 ~ 小さな変化や空気を敏感に感じ取る ~

差次感受性」とは簡単にいうと、小さな変化、空気を敏感に感じ取ったり、小さな違いに気づくことです。
差次感受性理論は、ポジティブ/ネガティブ双方の環境に対する反応性の個人差を説明できるもので、感受性の高い人は、劣悪な環境ではネガティブな影響を受けやすく、また好ましい環境ではポジティブな影響も受けやすいといったことを示唆しています。

生物感受性理論 ~極端な環境で育った子供が感受性が強くなる~

生物感受性理論は、環境に対する個人の感受性は誕生後早期の環境に影響されることを想定した理論です。
この理論では、極端なポジティブあるいはネガティブな環境で過ごした子供は、後の人生において高い感受性をもち、、ポジティブ、ネガティブの中間で育った子供は感受性が低くなると考えられています。

生物感受性理論は、環境に対する個人の感受性は誕生後早期の環境に影響されることを想定した理論です。
この理論では、極端なポジティブあるいはネガティブな環境で過ごした子供は、後の人生において高い感受性をもち、、ポジティブ、ネガティブの中間で育った子供は感受性が低くなると考えられています。

感覚処理感受性 ~感覚刺激が中枢刺激への敏感さに~

HSP提唱者エレイン・アーロン氏と、夫アーサー・アーロンによって提唱された概念です。
感覚処理感受性は「Sensory Processing Sensitivity」の頭文字をとって「SPS」とも書きます。

SPSは生涯を通して変化しにくい特性であることを想定しており、SPSが高い人は感覚刺激に対する敏感さ、行動の慎重さ、環境刺激の認知的処理における深さ、共感性、生理的反応性の強さといった特徴をもつとされます。
また,感受性の高さは進化的観点から適応的なものであることに加えて,その個人差は遺伝的に決定され,中枢神経系の敏感さとして表出されることが想定されています。
感覚刺激に関わるのが脳の「島皮質(とうひしつ)」の部分で、HSPの人はこの島皮質(特に右脳)が活発であることが指摘されています。

環境感受性に共通する考え方

従来、環境感受性の高さはうつ病などのリスク要因と考えられてきました。
しかし、研究が進むにつれて環境感受性が高い人は、望ましいポジティブな環境からも受けやすいという考え方がいずれの理論からも得られています。
つまり、感受性の高い人は、ネガティブな環境からもポジティブな環境からも影響を受けやすいということです。

環境感受性とHSPとの関係

1990年代に提唱されてきたHSPあるいはHSCに該当する人は、全体の約20%(5人に1人)が該当するとされてきました。
最近の研究では分類学的な統計手法に基づき、環境感受性レベルを「高」「中」「低」の3つのグループに分類し、最も高いグループをHSP/HSCとみなしてその特徴を調べることもあるようです。
しかし、環境感受性は連続的な特性(スペクトラム グラディエーション分布)として特徴づけられる概念であるため、HSPか非HSPであるかを切り分ける明瞭な基準もありません。

環境感受性のレベル
高程度:約30% HSP/HSC
中程度:約40%
低程度:約30%

HSPとは環境感受性高い上位30%の人を指します。

まとめると、
環境感受性の高い部類にあたるHSPの人とは、
ネガティブ環境では生きづらく、ポジティブ環境では活き活きできるギャップの大きい人
のことをいうんですね。

差次感受性 も高いので、一般的な人が気付かないようなわずかな違いにも気づきやすいということでもあるわけです。

HSP/HSCの人は育成環境や対人環境が大事!ということだにょろん。


参考サイト
 WikiPedia:環境感受性
 Japan Sensitivity Research
 HSPブームの今を問う(飯村周平:東京大学・日本学術振興会PD)

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