HSP(ハイリーセンシティブパーソン)は表層意識が優位の人達

HSPと意識

はじめに

意識は脳でつくられ表層意識と潜在意識の働きでコントロールされていることをみてきました。あんがい意識もシンプルに働いているのですね。

実はHSPの人の意識構造にも特徴があるんですよ。

向精神薬、マインドフルネス、瞑想のはるか上をいくヒーリング力

悩み、ネガティブな気分を瞬時に無意識から変える
大うつ病克服経験から考案した
冥想・催眠技術を利用した自然治癒力発動型ヒーリング。
精神医療・心理療法を凌駕する大うつ病、パニック障害速攻解決技術

おすすめHSPタイプ(IPタイプ)

1位30% ISFP
2位15% ISFJ
3位15% INFP
大うつ病、不安障害になりやすいMBTIタイプ
  Janowsky,Hong & Morter,1998による研究報告
(%は大うつ病に対する比率)

表層意識と潜在意識

意識は
表層意識

潜在意識
で構成されています。

それぞれ、理性と本能の意識。
言い換えると
表層意識」⇒「真面目の意識

潜在意識」⇒「遊びの意識

意識の次元では
潜在意識」<「表層意識
と表層意識のほうが高次元なんですけど、
「潜在意識」は、
主に生命や健康維持、メンタルに関わる重要な機能を備えている意識なので、
重要度としては、
潜在意識」>「表層意識
といった考え方になっています。

頭がいくら賢くても、病気で健康が損なわれて何もできないよりは、
バカでも健康的に暮らせるほうが幸せですからね。

悩んで考えすぎてしまうと、
表層意識が増大して潜在意識が弱くなり、
健康、精神バランスが崩れるということになります。

表層意識のメリットとメランコリー気質の関係

潜在意識はよく取り上げられますが、
表層意識のメリットについて取り上げたいと思います。

表層意識は、創造性、理性に関わる領域で
大脳皮質の前頭前野(おでこ領域)が司っている部分です。

慈悲は「前頭前野」で起こることと考えられています。
(「愛情」は潜在意識のコア脳幹部からでてくるオキシトシンです。)

苫米地英人が考える、これからのリーダーが備えるべき資質とは? (2019年3月25日) - エキサイトニュース
これからの時代において、人々を導くリーダーに必要なものは一体なんだろうか。行く先を見通す力、決断する力、人から注目される力など、さまざまな要素が思い浮かぶが、認知科学者・苫米地英人氏の答えを聞くと、意...

そして、
クリエイティブなこと、奉仕的な人が多い傾向なのも
前頭前野が発達している根拠になります。

また、暗示のかかりやすさも表層意識と関係しています。
表層意識は防衛反応にも関わっているので、この意識が強いと暗示にかかりくいようです。
つまり、情報に惑わされにくいともいえます。

また、欲求をおさえる我慢強さも前頭前野で行われているので、
発達している人は我慢強いといえます。

おでこには「前頭極」という部分もあって、
古代ギリシアの哲学者ソクラテスのとなえた
無知の知”に代表される領域とも考えられています。

ここは、自分自身を客観的にとらえ、冷静に分析、自己評価できる
「メタ認知能力」
に関わっているところです。

つまり、表層意識が発達している人のメリットの特徴をまとめると

表層意識のメリット
・創造性が高い(クリエイティブ、ち密)
・慈悲的である(良心的、温厚)
・感受性が高い(側頭葉にある島皮質の働きが活発)
・我慢強い
・客観的に物事を考えることができる(分析能力が高い)
・洗脳されにくい(宗教団体、メディアの情報に惑わされにくい)

これは、内省的なHSP気質や、メランコリー親和気質の特徴とも類似してます。
反省するのも表層意識の部分で行われますから、表層意識が発達しているはずです。
HSP気質とはなんぞやというと、「表層意識」の発達した人ということになります。

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。             

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