HSP気質の向き合い方05 ~他人と比較しないコツ~

HSPと向き合う
Young woman comparing with two things.
他のビー玉とは明らかに異なる1つのビー玉

向精神薬、マインドフルネス、瞑想のはるか上をいくヒーリング力

悩み、ネガティブな気分を瞬時に無意識から変える
大うつ病克服経験から考案した
冥想・催眠技術を利用した自然治癒力発動型ヒーリング。
精神医療・心理療法を凌駕する大うつ病、パニック障害速攻解決技術

おすすめHSPタイプ(IPタイプ)

1位30% ISFP
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大うつ病、不安障害になりやすいMBTIタイプ
  Janowsky,Hong & Morter,1998による研究報告
(%は大うつ病に対する比率)

HSP(ハイリ―センシティブパーソンとは))

HSPとは神経の働きが過敏で感受性の強い特性をもった人です。

HSPの陥りやすい「他人との比較癖」

HSP気質をもつ方は、自己肯定感が低くなりがちな人が多いのも事実です。
その自己肯定感を低くしてしまう原因の一つが
他人との比較
です。

うつ病になり、メンタル不調なときはなおさら・・・。
とことん自虐的に陥れていく厄介な存在。

他人との比較が時にはコンプレックスをうみ、劣等感、精神的ストレスになってしまいます。今回は「他人と比較をしないコツ」について取り上げています。

他人と比較してしまう理由

人はなぜ他人と比較してしまうのでしょうか。
その理由について説明します。

人はついつい、他人と比較してしまう癖があります。

例えば、
・学校の成績で他の人の順位と比較する。
・学歴、肩書をついみてしまう。
・テレビの有名人をみて羨ましく思う。
・SNSを通じてリア充な姿をみて羨ましいと感じる。
・会社での出世競争で同期と比較してしまう。
ことなど。

日本など、学歴社会で小さい頃から成績の優劣で比較されるので、
それはもう、比較する癖がつきやすい環境だと思います。

なぜ比較してしまうのかというその理由・・。

それについては、最初にダーウィンが
人類進化過程(遺伝子の引継ぎ)の歴史の影響を受けていると唱えています。

また、心理学者レオン・フェスティンガーは1954年
「人は先天的欲望があり、それが自分を比較している」
という説を唱えています。

つまり、他人と比較してしまうのは、誰しももっている欲望であり、
誰しも自然にやってしまう行動ということ。

ただし、問題はその欲望の度合いが大きすぎることが
精神的ストレスや劣等感を強くする原因にもなってしまうことです。

他人と比較しないためのコツ

強すぎる他人との比較は、自己肯定感が低いときに起こりやすくなるもの。
そのコントロールの仕方のコツをとりあげていきます。

他人と比較しても無意味だと理解する

まずは、「他人と比較しても意味がない」ことを自覚することです。
人は、生まれてから自分と同じ才能や容姿を持つ人間が生まれてくることはありません。
また、成長環境も様々で、人それぞれ同じ道をたどって成長していくわけでもありません。
つまり、個人は宇宙でも一人で「唯一無二」の存在です。
1+1=2
と学校では教わってきましたが、見方を変えれば無限大の答えがあり、
森羅万象全く同じものが存在しないようにできています。

つまり、
「他人と同じ様になろうと必死に頑張っても、相手と同じ人間にはなれない」
ということです。

優越をつけたくなる気持ちも分かりますが、
それも含めて前提が異なるのだから、
比較しても意味はないと認識するが大切です。

情報を制限する

他人との比較は「情報」が大きな原因にもなっています。
特にインターネットの普及、SNSの情報共有で他人を意識してしまう機会が増えてきたのも事実。
「意識高い系」
「インスタ映え」
「いいね」「フォロワー数」
など人の競争意識をかきたてるような用語も登場しました。

このようなSNS情報をみると、ついつい相手を意識しがちになり、
精神的に疲れる人も多いのではないでしょうか?
HSPの人は、そういった面もありSNSが苦手、嫌いという人も多いせいか
長続きしない人が多い傾向にあるようです。

自己肯定感が低い人は、SNS断ちをするなどなるべく情報量を減らしていくと
他人と比較することもなく自分を冷静にみていくことができるようになります。

自分が夢中になれることに時間を割く

他人と比較してしまうのは、
比較することに没頭できる時間があるからです。

そのようなことを考える暇な時間があれば、
自分の成長に役立つことに時間を割く方が賢明です。

スキルを磨く、運動や一人でできるゲームをして
自分が夢中になれる時間を費やしていくと人のことなどどうでもよくなります。

勝ち負けにこだわらず、プライドをすてる

競争社会の中で生かされてきている私達。
特に競争が嫌いなHSPの人にとっては、
なんとも生きにく世の中と感じるのではないでしょうか。

競争も向上心には不可欠な要素であり、完全になくすことは不可能です。
むしろ、競争があるからこそ向上心も湧くわけです。
競争も必要悪な存在であるともいえます。

しかし、競争に日々明け暮れていると「勝ち負け」にこだわり、
負け続ければ劣等感が強くなり自信を喪失しがちに。
勝ち続ければプライドが高くなり傲慢になって自分を見失いがちになてきます。

劣等感が強すぎてしまった場合は劣等感を素直に受け入れ、
プライドが高くなりすぎたらプライドを捨てていくと気分も楽になってきます。

周りの人を仲間だと意識する

周囲の人達を敵とみなして勝ち負けを意識していくと、
比較意識も強くなりがちに。
さらに、相手を見下してしまいやすくもなります。

そんなときは、相手を仲間だと意識するといいでしょう。
そうすると、相手も素直に受け入れて良きライバルとなり、
お互い切磋琢磨していけるようになります。

他人と比較するよりも、
最終的には自己満足できるのかが重要なことです。

HSPの人が他人と比較しないためのコツ(まとめ)

他人との比較することは、避けられないこと。
モチベーションや向上心には不可欠ですが、過度な比較癖はデメリットにつながるケースをもたらします。

上手くコントロールしていきたいものですね。

HSPの人が他人と比較しないためのコツ
・他人と比較しても無意味だと理解する
・ 情報を制限する
・ 自分が夢中になれることに時間を割く
・ 勝ち負けにこだわらず、プライドをすてる
・周りの人を仲間だと意識する

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。