自律神経中枢 ~ストレス対抗システムHPA軸とうつ病による海馬萎縮~

脳科学とヒーリング

はじめに

「こころの病」克服に一番重要な部分。

それが潜在意識のコア視床下部領域です。

今回は、この視床下部について取り上げていきます。(^o^)丿

視床下部

参考:脳科学辞典より

ストレス応答システムHPA軸とは

視床下部は、様々な機能を有している
「こころとからだ」
に関わる重要な部分です。

摂食、睡眠、生殖機能、自律神経、ホルモン分泌など・・
生きていく上でも健康に欠かせない機能がある部分。

であるのに、ストレス信号が到達する最終地点でもあります。

ストレスによって「こころとからだ」が弱ってしまうのも、
この部位がストレスと関わっているからでしたね。



ストレスに応答するシステムに関わっているのが「HPA軸」と呼ばれるシステム。
視床下部はHPA軸にも重要な役割を果たします。(‘ω’)

HPAとは
・H=視床下部
・P=脳下垂体
・A=副腎皮質

で構成されるシステム。

視床下部にストレス信号が伝わると、
脳下垂体にストレスに対抗するよう指令をだして、
副腎皮質からストレス対抗ホルモン
コルチゾール
を分泌しストレスに対抗します。

コルチゾールの分泌が過度になったら、
今度は出すぎないように抑える指示をだします。
フィードバック機構

対応できるストレスならよいのですが、
慢性ストレスなど過度にストレスを受け続けると、
このフィードバック機構が働かなくなり、
どんどんコルチゾールが分泌されていきます・・・。”(-“”-)”

すると、このコルチゾールが出っぱなしになって
疲れやすくなったり(慢性疲労症候群
脳内にコルチゾールが入っていって
脳細胞を破壊していくのです。( ゚Д゚)

特に記憶に関わる海馬や、認知機能に関わる前頭前野は
破壊されやすく、うつ病者などの精神疾患者は
f-MRIでも海馬の萎縮が認められています。

参考:日経xwoman「じわじわ続くストレスで脳が傷つく うつチェック

さすがに、うつ病で弱ってしまった海馬の萎縮はすぐには戻りません・・。(*_*)
そこで、修復していくためには時間をかけていく必要があるのですね。

パニック障害、摂食障害でもHPA系の異常が指摘されています。
参考:パニック障害=コルチゾールの過剰分泌

「Holistic Healing」ではうつ的症状は解消されても、
海馬の萎縮を回復させる効果はありません・・。
そのあたりを「Mind-Up Healing」で時間をかけて行っていくのです。(゚д゚)!

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。