精神疾患の原因について

脳科学とヒーリング

はじめに

精神疾患といえばうつ病。

パニック障害、摂食障害、社交不安障害(SAD)など抱えている人も
抑うつ、うつ病を併発している人も多いですね。

HSPの人は神経過敏なのであがり症、緊張する人が多いと思います。

昔はすべて「神経症」と呼ばれていたもので、
兄弟みたいなものなのです。”(-“”-)”
名前からイメージできるように、神経の働きが関わっているんです。

いずれの症状も自律神経が乱れているという点で、
精神状態が不安定なのです。

「うつ病」は「セロトニンが減少して起こる」とよく言われていますが、
これは「モノアミン仮説」と呼ばれるところからきています。

仮説というのは、ちゃんとデータから証明された
ものでない空想のような理論です。

実際のところ、こういう仮説がいろいろ提唱されています。
今回は、いろいろな仮説をあげていきたいと思います。( `ー´)ノ

うつ病に関する仮説
・神経伝達物質の問題・・モノアミン仮説
・神経細胞の問題・・受容体仮説
・HPA軸の問題・・HPA軸仮説
 脳内へのコルチゾール、自律神経の乱れ
・BDNFの問題・・BDNF仮説

精神疾患(うつ病など)の仮説

モノアミン仮説

モノアミンは精神に関わる神経伝達物質の総称です。
セロトニン、ノルアドレナリン、ドーパミン
をまとめてモノアミン。(*^_^*)

脳の神経細胞の間を行き来している化学物質です。

行き来することで細胞間で情報の伝達を行うんですね。

このモノアミンが減少したり、過剰になることで
精神状態が不安定になるんです。( ゚Д゚)

うつ病はセロトニンが減少して起こるという仮説
はここからきています。

受容体仮説

受容体とは、受け手側の神経細胞が神経伝達物質を受け取る部分のことです。

この受容体の減少が起こると受け取るシグナルが低下するので、セロトニン減少と同じような状態になります。

この受容体減少によってうつ病が起こるという説が「受容体仮説」です。

BDNF仮説

BDNFとは、簡単にいうと脳神経細胞の栄養のこと。脳内にストレスホルモンが入ってくると、BDNFが減少するんだとか。

BDNFが減少すると、脳神経細胞が減少し、脳の働きが弱ってくる・・。

それがうつ病をひきおこすというものです。

HPA仮説

生命の恒常性維持(ホメオスタシス)を果たす役割をするのが、HPA軸と呼ばれるシステムです。

H(視床下部)ーP(脳下垂体)-A(副腎皮質)のこと。

ストレスが蓄積されていくと、HPA軸の働きバランスが崩れて、自律神経が崩れやがてうつ病になっていくという仮説です。

海馬神経損傷仮説

脳の記憶を司るのが「海馬」という部分です。
海馬はタツノオトシゴの形をした器官です。

HPA軸の働きが低下すると、脳内にストレスホルモンのコルチゾールが入ってきて海馬細胞が破壊されていきます。

海馬の損傷がうつ病を引き起こすという仮説です。

HSP(ヒートショックプロテイン)減少

フェリチン(貯蔵鉄)減少によるもの

うつ病の人はフェリチン(貯蔵鉄)が少ない傾向がみられるようです。

うつ病はフェリチン減少によって引き起こされるという考え方です。

12.うつ病等精神疾患の原因とされる仮説の種類 (モノアミン仮説、HPA仮説など) 
うつ病の様々な仮説について。

調べてみると、いろいろな考え方が出てきますね( ゚Д゚)

ストレスと神経の働きがいかに
密接に関わっているかが理解できるかと思います。

だいたいは、神経の働きに関わるものが多く、
神経の働きをいかによくしていくかが
「こころと健康」
を健全にしていくことが
「Natural Selfcare Program」
を利用してみるとわかるかと思います。(^o^)丿

いまいちそれでも調子がいまいち・・

という場合は、食事の見直し(偏った食生活によるフェリチン不足)
なども考えるといいでしょう。

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Natural-Spi研究所大神司

Natural-Spi研究所大神司

愛媛県松山市在住。 HSP気質によくみられる解離性障害(離人症)を受けやすく(MBTI診断ではISFP)、20代前半に大うつ病(定型うつ)発症。無意識からトラウマケア可能な自然治癒力法を発見し、精神医療でも治療できない20年近くに及ぶ大うつを克服。「Holistic Healing」と命名して提供しています。コロナ禍により家庭内でも実践できるパワーアップ版「Natural Selfcare Program」としてオンライン化。大うつ病以外に不安障害、摂食障害、睡眠障害、向精神薬の離脱症状抑制にも効果的です。