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MBTI2:ユングのタイプ論とMBTIの関係

ユングのタイプ論のきっかけ

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MBTIとタイプ論

MBTIという性格タイプの考え方は、心理学者カール・グスタフ・ユングが作った「タイプ論」という理論がもとになっています。
ユングは、夢分析でも知られる精神科医で、フロイトやアドラーと並ぶ大きな功績を残した人物です。

ユング自身は、子どもの頃から精神的に不安定で、
「自分とは何者なのか」
という問いをずっと抱えていました。
その中で、ユングは自分の中に“二つの人格”があるように感じる出来事を経験します。

たとえば、誰かに叱られたとき、
一方の自分は「自分が悪かった」と反省しているのに、
もう一方の自分は「強い怒り」を感じている。
このように、心の中に複数の側面があることに気づいたのです。

この経験をきっかけに、ユングは
「人の心には、いくつかのタイプがあるのではないか」
と考えるようになり、研究を進めていきました。

ユングが見つけた「8つのタイプ」

ユングのタイプ論では、性格を「2つの心理的エネルギー方向(外向型E、内向型I)」と「4つの心の機能(S,N,T,F)」をかけあわせた8つのタイプでまとめたものです。

.心理的エネルギーの向き

・外向型( Introverted Type、以下E )
・内向型( Extraverted Type、以下I )

4つの心の機能

・S(感覚:Sensing、 以下S):五感でそのまま情報を受け取る
・N(直感:iNtuition、以下N):ひらめきやイメージで本質をつかむ
・T(思考:Thinking、以下T):論理で判断する
・F(感情:Feeling、 以下F):気持ちや価値観で判断する

8つのタイプ

8つの機能
Se(外向感覚型)Si(内向感覚型)
Ne(外向直感型)Ni(内向直感型)
Te(外向思考型)Ti(内向思考型)
Fe(外向感情型)Fi(内向感情型)

4つの心の機能とは

心の機能とは、様々な状況下でも変化のない心的活動様式のことで、本来のタイプ分けの指標となります。これは、心になんらかの刺激を受けた時に、その心がどういう動きをするかというもので、4種類のS,N,T,Fを基本機能としています。
この中の、どの働きが強いかによって、その人のタイプの性格が判断できます。

S(感覚機能)は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が感じたものをそのまま情報として受け取ります。そこには、「これはこういうものだ」「これは好きな感じ」といった自分を基準とした価値判断や思考はありません。目の前でどんなことが起きているのか、どんなものが存在しているのかといった情報の捉え方をします。

N(直感機能)は、ひらめき、第六感で本質を把握するタイプです。
今目の前で起こっている出来事を通じて、別のイメージやアイデアがひらめきます。
それが、物事の本質を突いていたりしますが、それを深く掘り下げたり、分析、調査をして何等かの形に完成させることはしません。実務は苦手で、その場にそぐわないトンチンカンなことをすることもあります。

T(思考機能)は、物事を論理的に捉えて理解しようとする働きです。
何かが起こったとき、そこから客観的視点で見て分析し意味をとらえようとします。
何かについて判断するとき、どういう理屈か、どういった意味があるのかをまず考えます。そして結論を選ぶ際は合理的か否か、損か得か取捨選択するため、やや人の感情を無視しクールな印象を与えます。

F(感情機能)は、T(思考)と対極にある働きです。
何かが起こったとき、そのとき生じた感情、気持ちを最優先に考えます。
他者との親和性が高く、誰とでも仲良くなれるのが特徴です。
困っている人を援助したいという面倒見のいいところもありますが、論理的に欠けるきらいもあります。

心理的エネルギーの方向とは

内向、外向とは、自分の興味や関心がどこに向いているかの違いを指しています。
(性格が明るい、暗いではありません。)

I(内向型)は、興味や関心が自分自身の内側に向かっている状態です。
内向型の人は、周囲の人々や起こっている事柄についてはあまり強い反応を示しません。行動を起こすきっかけになるエネルギーは、自分の内面から生じるものであって、様々な経験を通してひらめいたりしたことが行動のきっかけとなります。

E(外向型)は、外部に対してオープンで、周囲の人や事柄そのものを受け止めます。
人間関係、社会状況から受ける刺激が活動を生み出すエネルギーとなるので、他者からの影響に強く左右されます。

主機能・補助機能・劣等機能とは?

主機能

人は誰でも、この4つの機能をどれかをもっとも使っています。
ユングのタイプ論においては、
4つの心の機能(S・N・T・F)のうち、
特に強く働くものを「主機能」と呼び、その人の性格の中核となる部分です。

補助機能

次に、主機能を支える働きをするのが
補助機能」です。
S(感覚)とN(直感)
T(思考)とF(感情)

はそれぞれ対極同士の関係になります。
「補助機能」は、この2軸の直交軸で考えます。
主機能の補助機能は、その両隣にある機能が補助機能です。
例えば、T(思考)が主機能である場合は、S(感覚)かN(直感)です。
普段思考をメインで使用している人は、直感か感覚をサポートとして使用していることになります。

劣等機能

4つの機能のうち、最も使用しないもの、つまり苦手とするのが「劣等機能」です。
劣等機能は、よく使用する主機能の対極正反対に位置します。
主機能を利き手とするなら、劣等機能は利き手ではない方のイメージです。

例えば、思考型(T)が主機能の場合分析力は突出していても、感情機能(F)が低いため部下には励ましの言葉をかけるのが苦手といった不得意さがあります。
一方感情型のほうは、チームを盛り上げる能力は高いものの、分析力や突破力に欠けピンチを招きやすい面もあります。

MBTIとの関係

後に キャサリン・ブリッグス(K.Briggs)と 娘イザベル・マイヤーズ が「タイプ論」に
J(判断)、P(知覚)
を追加し16パーソナリティー化させたものがMBTI性格診断になります。
MBTIにおいては主機能、補助機能、劣等機能以外にも、憧れ機能、盲点機能といった機能も取り入れられています。

下記のタイプと機能対応関係については、また解説します。

主機能補助機能第三機能劣勢機能憧れ機能盲点機能価値観機能イザという時機能
ESFPSeFiTeNiNeTiFeSi
ESFJFeSiNeTiTeNiSeFi
ESTPSeTiFeNiNeFiTeSi
ESTJTeSiNeFiFeNiSeTi
ENFPNeFiTeSiSeTiFeNi
ENFJFeNiSeTiTeSiNeFi
ENTPNeTiFeSiSeFiTeNi
ENTJTeSiNeFiFeNiSeTi
ISFPFiSeNiTeTiNeSiFe
ISFJSiFeTiNeNiTeFiSe
ISTPTiSeNiFeFiNeSiTe
ISTJSiTeNiFeFiNeTiSe
INFPFiNeSiTeTiSeNiFe
INFJFiNeTiSeSiTeNiFe
INTPTiNeSiFeFiSeNiTe
INTJNiTeFiSeSiFeTiNe

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愛媛県松山市出身。 国立理系大学院卒の元大手半導体材料研究開発エンジニア。(CPU基盤材料、太陽電池材料の研究開発に関わる) 関西在住時にうつ病療養のため何度か尋ねた蛇神大物主神を祀る奈良大神神社で不思議な体験を経験。それをきっかけに記紀を読むこと十年後、祖先は宇佐八幡初代神官大神比義、さらには大神神社(地祇系三輪・大神氏)といった蛇神族の血流(神官系)につながることをつきとめます。 また、20年間あらゆる療法を試しても治らなかった難治性うつ病も瞑想と催眠の研究を続けていくことで奇跡的に解消し、人間に備わる自然治癒力発動法を発見します。独自のヒーリング法を確立し5年間精神疾患者への対面施術指導を行った後コロナ禍以降は引退。現在はサイトを立ち上げオンラインでHSP向けセルフヒーリングを提供しています。 自身の経験をもとに、「この世界には、時に説明のつかない出来事が起こり奇跡が起こる」ということを伝えていきたいと考えています。 「引き寄せの法則」などのスピリチュアル、宗教団体とは関係ありません。
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