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ユングのタイプ論 ~8つの心理的機能~

MBTI
Set of beautiful multi ethnic women with different body types. Body positive concept isolated. Flat Art Vector illustration

ユングのタイプ論のきっかけ

MBTIとタイプ論

今回はMBTI性格診断の基礎となった「タイプ論」についての内容です。

MBTI( Myers-Briggs Type Indicator )性格診断はカール・グフタス・ユングの提唱した「タイプ論」を元にして、米国人の親子キャサリン・ブリッグス(K.Briggs)と 娘イザベル・マイヤーズ(I.Myers)によって開発されたものです。

ユングは夢分析でも知られた精神科医で、フロイト、アドラーと並ぶ心理学に大きな業績を残した人物です。厳格な牧師の父親とスピリチュアリスト的な母との間は不仲で、そんな家庭で育ったユングも精神的に不安定だったようです。

自己アイデンティティーが未熟で、
果して自分とはいったい何者か
と自らに問い続けていました。

タイプ論のきっかけ

やがて、ユングは
自分の中には、牧師の息子としての等身大の人格と、
威厳のある昔気質の老人のような人格
の2つがあるのではないかと気づきます。

ある時、知り合いに
「お前は生意気だ」
と叱られたとき、等身大の自分は
「自分が生意気にみられたのは自分が悪い」
と内省する一方でもう一人の人格は
「激しい怒りを感じていた」
というように、「もう一人の自分」がいることを自覚します。

こうした経験から、ユングは人が生きていく上で「人格」が非常に大きな役目を担っているのではないかと気づきました。
人格にはタイプの違いがあることに気づき、研究を続けていくうちに
8つのタイプに分類することができる。
といった結論に至ります。

人の性格を分類するとき、血液型、誕生月(星座)、あるいは手相、人相など様々あります。
ユングの提唱しているタイプ論では、人の性格を
「習慣となって形成された心の働き(考え方のクセのようなもの)」
と説明し
多くの人が共通してもっている性格のうち、特徴的に表れるものの類型
を指標としています。
具体的には、
「感情的」「理屈っぽい」
「現実的」「理想的」
といった特徴です。

例えば怒られた時
「カッとして反抗しやすい人」
「落ち込みやすい人」
「すなおに反省してしまう人」
と人の反応は様々です。
こういった出来事が起こった時に、心の動きが無意識的に習慣化してクセとなり、あらわれやすい特徴となったものが、その人の性格を形成しているというのがユングの基本的な考え方で、このクセを把握することが性格分類の根拠となっています。

では、どのようにしてその性格が形成されたのかというと、生まれ持った素質(遺伝子)もありますが、それ以上に環境要因が大きいことがあります。
どのような環境で育ち、ものごとをどう捉えるかのクセが性格形成の大きな要因になっていきます。

また、現代では脳科学の発達により、性格形成も脳の発達と関り、特に前頭前野(ブレーキ)と偏桃体(アクセル)の連携が関わっていることが分かってきています。
環境が、脳の働き、そして人格形成と結びついているのです。

逆に、その人の人格から脳の働きも推測できるというわけです。

性格を変えるということは、脳の働きかたもかえるということにょろね。

交通事故で脳にダメージうけると、性格が変わるということもあるんだ。

タイプ論

ユングのタイプ論とは、性格を2つの心理的エネルギー方向と4つの心の機能、合計8つの類型(タイプ)に分類したものです。

1.心理的エネルギーの方向
・外向型( Introverted Type、以下E )
・内向型( Extraverted Type、以下I )
2.4つの心の機能
・S(感覚:Sensing、 以下S)
・N(直感:iNtuition、以下N)
・T(思考:Thinking、以下T)
・F(感情:Feeling、 以下F)
と名付けました。
この内SとNは情報収集を司り、TとFは判断を司ります。

心理的エネルギーの方向

内向、外向とは、自分の興味や関心がどこに向いているかの違いを指しています。
(性格が明るい、暗いではありません。)

I(内向型)は、興味や関心が自分自身の内側に向かっている状態です。
内向型の人は、周囲の人々や起こっている事柄についてはあまり強い反応を示しません。行動を起こすきっかけになるエネルギーは、自分の内面から生じるものであって、様々な経験を通してひらめいたりしたことが行動のきっかけとなります。

E(外向型)は、外部に対してオープンで、周囲の人や事柄そのものを受け止めます。
人間関係、社会状況から受ける刺激が活動を生み出すエネルギーとなるので、他者からの影響に強く左右されます。

4つの心の機能

心の機能とは、様々な状況下でも変化のない心的活動様式のことで、本来のタイプ分けの指標となります。
これは、心になんらかの刺激を受けた時に、その心がどういう動きをするかというもので、4種類のS,N,T,Fを基本機能としています。
この中の、どの働きが強いかによって、その人のタイプの性格が判断できます。

S(感覚機能)は、視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚の五感が感じたものをそのまま情報として受け取ります。そこには、「これはこういうものだ」「これは好きな感じ」といった自分を基準とした価値判断や思考はありません。目の前でどんなことが起きているのか、どんなものが存在しているのかといった情報の捉え方をします。

N(直感機能)は、ひらめき、第六感で本質を把握するタイプです。
今目の前で起こっている出来事を通じて、別のイメージやアイデアがひらめきます。
それが、物事の本質を突いていたりしますが、それを深く掘り下げたり、分析、調査をして何等かの形に完成させることはしません。実務は苦手で、その場にそぐわないトンチンカンなことをすることもあります。

T(思考機能)は、物事を論理的に捉えて理解しようとする働きです。
何かが起こったとき、そこから客観的視点で見て分析し意味をとらえようとします。
何かについて判断するとき、どういう理屈か、どういった意味があるのかをまず考えます。そして結論を選ぶ際は合理的か否か、損か得か取捨選択するため、やや人の感情を無視しクールな印象を与えます。

F(感情機能)は、T(思考)と対極にある働きです。
何かが起こったとき、そのとき生じた感情、気持ちを最優先に考えます。
他者との親和性が高く、誰とでも仲良くなれるのが特徴です。
困っている人を援助したいという面倒見のいいところもありますが、論理的に欠けるきらいもあります。

主機能と脳の働き方との対応

人は誰でも、この4つの機能をどれかをもっとも使っています。
この最も使われやすい機能を「主機能」といい、その人の人格と言われるものです。
つまり、先ほど述べた「クセ」のようなものです。
この機能もまた、脳の働きからくるもので「主機能」は脳でも最もよく使う部分が発達した部分に対応します。

例えばT(思考型)はものを考える前頭前野の部分が発達している人で、物事を考えていくことが楽しいからその機能がますます発達し、そこが主機能となります。
前頭前野は、創造に関わる部分であるのでクリエイティブタイプともなります。
一方F(感情型)は、前頭前野はあまり発達しておらず、扁桃体、大脳辺縁系という部分が発達し活発している人です。扁桃体、大脳辺縁系は、快/不快、感情的なもので善悪を判断する働きをもっており、ここが発達した人が感情型となります。

T型は男性、F型は女性に多いので、男性と女性の思考の違いはここからきてるようです。

4つの機能が働く例

次に4つの機能がどのように働くかを例をあげてみます。
例えば、ペットが死んで悲しむ子にどのように対処する場合です。
T(思考型):「ハムスターはデリケートだから体調管理に気をつければよかったね」
F(感情型):「かわいそうだったね。でも今頃は天国に向かってるから祈ろうね」
S(感覚型):「お墓をつくってあげないとね。お庭に埋めれるところあるかな?」
N(直感型):「白いハムスターは雪になって舞い戻ってくるかもしれないね」
思考型は死の原因解明を、感情型は悲しみに共感し、悲しみを和らげる言葉を、
感覚型は「死んだ」という現実を、直感型は死のイメージを伝えようとしています。
さらに、これらのタイプにそれぞれE(外向型)、I(内向型)が存在し、以下の8つのタイプの心理機能がユングの取り扱ったタイプになります。

8つの機能
Te(外向思考型)Ti(内向思考型)
Fe(外向感情型)Fi(内向感情型)
Se(外向感覚型)Si(内向感覚型)
Ne(外向直感型)Ni(内向直感型)

補助機能

誰もが4つの機能のうち、主機能以外を使用しないということはありません。
主機能が突出し他は低いレベルであることが生きづらさに関わっているのかもしれません。
いわゆる凸凹の大きい発達障害(グレーゾーン)のようなタイプになるのでしょう。
多くの人は、主機能以外の面も使いこなしています。
主機能以外の部分をサポートしてくれる機能を「補助機能」といいます。
S(感覚)とN(直感)
T(思考)とF(感情)

はそれぞれ対極同士の関係になります。
「補助機能」は、この2軸の直交軸で考えます。
主機能の補助機能は、その両隣にある機能が補助機能です。
例えば、T(思考)が主機能である場合は、S(感覚)かN(直感)です。
普段思考をメインで使用している人は、直感か感覚をサポートとして使用していることになります。

思考メインで直感を補助機能として使用しているタイプは
理論とデータ分析の積み重ねで事を進めているものの、あるとき直感でひらめいて物事を切り開いていく感じです。
一方、思考メインで感覚を補助機能としているタイプは
データ、理論を細かくち密に見つめて進めていくタイプです。
グラフや、データ間の関連を読み論理的に物事を解明していきます。
さらに直感、感覚両方を上手く使いこなせているタイプは、ひらめきと緻密な理論を多面的な視点から高度な仕事ができるようになるわけです。
これが、主機能だけだと、データをただまとめるだけで何かを生み出す原動力や成し遂げることは難しくなります。

高い能力を得るには経験とスキルを高めていくことが大切ということですね。

劣等機能

4つの機能のうち、最も使用しないもの、つまり苦手とするのが「劣等機能」です。
劣等機能は、よく使用する主機能の対極に位置します。
一番使われないので、物事への反応の仕方や物事の捉え方が苦手となる部分です。
(右利きの人が左手を使いこなすのが難しいという感じです)
思考型タイプの人は分析力は突出していても、部下には励ましの言葉をかけるのが苦手といった不得意さがあります。
一方感情型のほうは、チームを盛り上げる能力は高いものの分析力や突破力に欠けピンチを招きやすい面もあります。

得意不得意は誰にでもあるということね。

MBTIとの対応

MBTIはユングがつくったものではありません。
後に キャサリン・ブリッグス(K.Briggs)と 娘イザベル・マイヤーズ が「タイプ論」に
J(判断)、P(知覚)
を追加し16パーソナリティー化させたものがMBTIになります。

8つの機能はMBTIの16タイプに対応します。

MBTI診断で自分のパーソナリティーを調べると、8つの機能がわかるよ。

無料性格診断テスト | 16Personalities
主機能補助機能第三機能劣勢機能憧れ機能盲点機能価値観機能イザという時機能
ESFPSeFiTeNiNeTiFeSi
ESFJFeSiNeTiTeNiSeFi
ESTPSeTiFeNiNeFiTeSi
ESTJTeSiNeFiFeNiSeTi
ENFPNeFiTeSiSeTiFeNi
ENFJFeNiSeTiTeSiNeFi
ENTPNeTiFeSiSeFiTeNi
ENTJTeSiNeFiFeNiSeTi
ISFPFiSeNiTeTiNeSiFe
ISFJSiFeTiNeNiTeFiSe
ISTPTiSeNiFeFiNeSiTe
ISTJSiTeNiFeFiNeTiSe
INFPFiNeSiTeTiSeNiFe
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